新生児の育児
新生児とは、医学的に生後4週間までの赤ちゃんを言います。新生児は、新産児や初生児とも呼ばれています。生後4週間は、新生児期と呼ばれていて、母親のおなかの中での生活から、おなかの外の世界での生活に慣れていく時期です。抵抗力が弱いので、安静・保湿・清潔が大切だと言われています。新生児の赤ちゃんの育児で大事なことは、スキンシップを大切にすること、赤ちゃんをよく観察し、赤ちゃんが何をして欲しいと思っているのか、想像しながら語りかけたりして、楽しく育児をすることです。
新生児の赤ちゃんの育児でまず気をつけたいのが、感染予防・衣服の着せ方です。特に風邪をひいている人との接触は避けたり、人ごみの中へ連れ出さない、掃除のときはなるべく埃をたてないなどの注意が必要です。衣服に関しては、新生児の赤ちゃんは、目安として、大人より1枚多く着せると良いそうです。赤ちゃんの肌が汗ばまない程度が良い着せ方です。赤ちゃんは、大人よりたくさんの水分が必要なので、暑いときや風呂あがりには、湯冷ましを飲ませると良いと思います。お風呂は、よく汗をかく赤ちゃんには欠かせません。新陳代謝を良くし、母乳・ミルクをよく飲んでくれます。熱があり元気がないとき、機嫌が悪いとき以外は、なるべく毎日入れると良いでしょう。
新生児の赤ちゃんの育児は、母乳を3~4時間ごとにあげて、その度に便をして、おむつを取り替えてあげたり、母乳の後はすぐに眠ってしまったり・・・の繰り返しです。起きているときに、笑顔で話しかけたり、抱き上げたり、おもちゃであやしたりしてあげると良いでしょう。赤ちゃんにとっては、それがとても嬉しい環境なのだそうです。
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