新天地育児院
新天地育児院は、岡山県門田本町にある施設です。この施設に集まる子供には、親がいない子供、児童虐待に合った子供、両親が借金苦で逃げてしまったという子供まで様々です。2歳から17歳までの合計49人の子供がおり、それぞれ小中高校に通っているそうです。
この施設の始まりは、孤児救済に捧げた「石井十次(1865~1914)」が造った岡山孤児院です。石井十次は、何よりも子供が大切という考えで、震災や凶作による被災児を含めて、全国3,000人もの孤児を救い、児童福祉の父と呼ばれていました。石井十次が孤児救済に乗り出したのは、貧しい母親から男児を預かったのがきっかけなのだそうです。そんな石井十次の生涯が映画「石井のおとうさんありがとう」で再現されています。その映画の撮影には、現在の新天地育児院が使われたそうです。
現在、新天地育児院は、保育園のような施設として機能しています。保護者が出産・病気・看護・災害などで18歳未満の子供の育児が難しい場合に、一時的であっても新天地育児院にて、保育を依頼できます。2歳未満の子供の場合、1日5,400円、2歳以上の子供の場合は、1日2,800円だそうです。石井十次の意思を受け継ぎ、子供達を守るために、いつまでも続いてほしい施設です。
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慶福育児会
社会福祉法人恩賜財団慶福育児会が運営している施設には、麻布乳児院と目黒診療所があります。この慶福育児会が運営している施設では、母親が病気や出産で育児ができないことや、家族の病気・事故などで付き添いが必要なため育児ができないこと、家族の死亡・別居・離婚で育児が困難なこと、といった理由がある場合に、保護者に代わって育児をしてもらえるのです。
慶福育児会の育児方針としては、子供が心身共に健やかに育つように、施設の職員である看護師・児童指導員・保育士が小グループ当制をとり、子供が安定した気持ちで基本的な生活習慣が身に付くように、家庭的な雰囲気の中で育児をすると言われていますので、安心して子供を預けることができるなと思います。
この慶福育児会が運営する施設は、麻布・目黒といった関東の地域ですが、その他、ほとんどの地域の役所が、子育て支援の為の課を設けて、希望すれば、様々な事情で家事や育児が困難である状況にある家庭に育児支援ヘルパーを派遣してくれることと思います。
育児支援ヘルパーの主な仕事は、食事の支度や後片付け、買い物、掃除、整理整頓、洗濯、育児、赤ちゃんの沐浴のお世話などです。
育児ヘルパーと保健師さんが一緒に自宅へ来て、お母さんの相談にのってくれる地域もあるようです。
慶福育児会が運営する施設と各自治体が運営している育児支援ヘルパーは、異なるものですが、育児が困難なときには、地域にあるこのようなシステムを利用して生活に役立たせると良いと思います。
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